別記事「自宅用ローンチモニター・シミュレーターおすすめ比較」では、弾道を計測するセンサー本体を中心に紹介しました。しかし、実際にコースの映像を映してプレーする「シミュレーターゴルフ」を楽しむには、ボールの衝撃に耐えるインパクトスクリーンと、映像を投影するプロジェクターという、投影環境側の機材も別途必要になります。この記事では、ローンチモニター本体ではなく、この投影環境を構築するための2つの機材カテゴリーを、実在製品を例に紹介します。
この記事でわかること
- ローンチモニターだけでは「見て打つ」体験にならない理由
- インパクトスクリーンを選ぶポイント
- 短焦点プロジェクターを選ぶポイント
- スクリーン2製品とプロジェクター1製品を比較
- 導入前に確認しておきたい設置条件
最終更新:
スクリーン2製品とプロジェクター1製品を比較
衝撃吸収性能の異なるインパクトスクリーン2製品と、壁掛け対応の短焦点プロジェクターを紹介します。サイズや設置条件の詳細は各商品ページでご確認ください。
■ スペック比較表
| 商品 | ゴルフシミュレーター用 HDインパクトスクリーン(3×2… | プロ仕様 高精細ゴルフシミュレーター衝撃吸収スクリーン … | ルーザー LOOZER SHORT FOCUS SMAR… |
|---|---|---|---|
| 参考価格 | 22,999円 | 32,838円 | 118,560円 |
| サイズ | 3×2m(4サイズ展開) | 完全オーダーメイド対応 | — |
| 対応環境 | 家庭用・商業用 | — | — |
| 対応機種 | 各種ローンチモニター対応 | — | — |
| 厚み | — | 5mm厚 二重構造 | — |
| 遮音設計 | — | 対応 | — |
| 投影方式 | — | — | 短焦点(壁掛け対応) |
| 接続 | — | — | Bluetooth対応 |
| 用途 | — | — | ホームシアター兼用 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
ローンチモニターだけでは「見て打つ」体験にならない理由
ローンチモニターは弾道データを計測する装置であり、それ自体はコース映像を映し出す機能を持ちません。実在コースの映像を見ながらプレーするには、映像を投影する仕組みが別途必要です。
一部のオールインワン型ローンチモニターは内蔵ディスプレイでデータを確認できますが、本格的に「大画面でコース映像を見ながら打つ」体験を作るには、専用のインパクトスクリーンとプロジェクターを組み合わせる必要があります。
この記事で扱うのは、ローンチモニター本体(弾道測定器)ではなく、それを使ってどう「見る環境」を作るかという、投影機材側の話です。すでにローンチモニターを持っている人が、シミュレーターゴルフ環境をアップグレードする際の参考にしてください。
インパクトスクリーンを選ぶポイント
インパクトスクリーンは、ボールが直接当たることを前提に設計された専用の生地です。一般的な映画用スクリーンとは求められる性能が異なります。
■ 厚み・衝撃吸収性能
ボールの衝突を吸収し跳ね返りを抑える厚みが重要です。薄すぎるスクリーンは破損や跳ね返りによる怪我のリスクにつながります。
■ サイズ(対応する打席の広さ)
設置する部屋の天井高・幅に合わせてサイズを選ぶ必要があります。フルスイングを想定する場合は、余裕を持ったサイズを選びましょう。
■ 遮音性能
打球音を軽減する二重構造のスクリーンもあります。マンションや住宅密集地で使う場合は、遮音性能の有無を確認しておくと安心です。
■ オーダーメイド対応
部屋のサイズに合わせて完全オーダーメイドできる製品もあります。既製サイズが合わない場合はこうした対応の有無を確認してください。
短焦点プロジェクターを選ぶポイント
狭い室内でシミュレーターゴルフを楽しむには、スクリーンの近くから大画面を投影できる「短焦点」または「超短焦点」タイプのプロジェクターが向いています。
■ 投影距離(短焦点・超短焦点)
一般的なプロジェクターは大画面を映すのに数メートルの距離が必要ですが、短焦点タイプはスクリーンの近くに設置しても大画面を投影できます。打席との干渉を避けるためにも重要な要素です。
■ 明るさ(輝度)
部屋の照明環境によって必要な明るさは変わります。日中も使う予定があるなら、明るめのモデルを選ぶと視認性が保ちやすくなります。
■ 設置方法(天井吊り・壁掛け・据え置き)
打席の邪魔にならない設置方法を選ぶことが大切です。壁掛けタイプはスペースを取らず、シミュレーター専用部屋に向いています。
■ 静音設計
プロジェクターのファン音が気になる場合は、静音設計をうたうモデルを検討すると快適に使えます。
導入前に確認しておきたい設置条件
スクリーンとプロジェクターは、ローンチモニター本体以上に部屋の広さや構造に左右される機材です。
- 1打席からスクリーンまでの距離、天井高、幅を採寸し、フルスイングでクラブが当たらないか確認する。
- 2プロジェクターの投影距離とスクリーンサイズが合っているかを、設置予定の位置で計算する。
- 3打球音・振動が近隣に響かないか、遮音性能のあるスクリーンや防音マットの併用を検討する。
- 4賃貸物件の場合は、壁への固定方法(穴あけの可否など)を事前に確認する。
ローンチモニターとの組み合わせを忘れずに
この記事で紹介したスクリーン・プロジェクターは、あくまで投影環境を作るための機材です。弾道を計測するローンチモニター本体については、別記事「自宅用ローンチモニター・シミュレーターおすすめ比較」もあわせてご覧ください。
よくある質問
Qスクリーンとプロジェクターだけでシミュレーターゴルフはできますか?
Aできません。弾道データを取得するローンチモニター(弾道測定器)が別途必要です。この記事のスクリーン・プロジェクターは、そのデータをもとにコース映像を投影する「見る環境」を作るための機材です。
Q一般的な映画用スクリーンで代用できますか?
Aおすすめできません。ゴルフボールの衝撃に耐える設計になっていないため、破損や跳ね返りによる怪我のリスクがあります。必ずインパクトスクリーンなど専用設計の製品を使用してください。
Q賃貸住宅でも設置できますか?
A天井吊りや壁掛けタイプは、壁や天井への穴あけが必要になる場合があります。据え置き型のスタンドを使う、または管理会社に事前確認するなどの対応をおすすめします。
Qプロジェクターの明るさはどれくらい必要ですか?
A部屋の照明環境や日中の使用有無によって異なります。日中も明るい部屋で使う予定があるなら、輝度の高いモデルを選ぶと視認性が保ちやすくなります。
Qオーダーメイドスクリーンの納期はどれくらいですか?
Aショップや仕様によって異なります。既製サイズより時間がかかる傾向があるため、余裕を持って発注することをおすすめします。
Q打球音はどれくらい響きますか?
A部屋の構造やマットの有無によって大きく変わります。遮音設計のスクリーンや防音マットを併用することで軽減できますが、完全な無音にはならない点を理解しておいてください。
Qプロジェクターは普段のホームシアターとしても使えますか?
Aこの記事で紹介したモデルはホームシアター用途にも対応しているため、シミュレーターゴルフをしない時間帯は映画鑑賞などに流用することも可能です。
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