ゴルフは1ラウンド4〜5時間、休憩をはさみながらもほぼ屋外に出続けるスポーツです。日陰の少ないフェアウェイやグリーンでは紫外線を浴び続けることになり、林間コースやラフの近くでは蚊やブヨに悩まされることも珍しくありません。それにもかかわらず、日焼け止めと虫除けは「なんとなく家にあるものを持っていく」で済まされがちな道具でもあります。実際にはSPF・PA値の意味、汗や水への強さ、ディート・イカリジンといった有効成分の違いを知っておくだけで、選ぶ商品も使い方もかなり変わってきます。特にゴルフは長時間の屋外運動という特殊な条件があるため、街中でのちょっとした外出用に選ぶ商品とは基準が異なる場合もあります。この記事では選び方の基準を整理したうえで、知名度の高いメーカーのおすすめ商品を3つ紹介します。あわせて、日焼け止めと虫除けをどちらを先に塗るべきかという、見落とされがちな塗る順番についても解説します。
この記事でわかること
- ラウンド4〜5時間、屋外に出続けるゴルフだからこそ対策が必要
- 日焼け止め選びの基準:SPF・PA値の見方
- 汗・水に強い「ウォータープルーフ」タイプを選ぶ理由と塗り直しのタイミング
- 虫除けの成分:ディートとイカリジンの違い
- 日焼け止めと虫除けは塗る順番が重要
- ゴルフ用日焼け止め・虫除けおすすめ3選
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ラウンド4〜5時間、屋外に出続けるゴルフだからこそ対策が必要
ゴルフは18ホールを回るのに一般的に4〜5時間かかります。木陰で休めるカートスポーツと違い、歩いてラウンドする場合は移動時間もすべて屋外です。紫外線は雲がある日でも地表に届いており、曇りだから大丈夫と油断していると、ラウンド後半に肌の赤みやほてりを感じるということが起こります。
紫外線には主にUVA波とUVB波があり、UVBは肌表面の日焼け・炎症に、UVAは肌の奥まで届いてハリの低下などに関わるとされています。日焼け止めのパッケージにあるSPFとPAは、この2種類の紫外線それぞれへの防御力の目安として表示されているものです。
一方、虫除けが必要になるのは主にラフや林、池・池畔付近です。蚊やブヨは朝夕の時間帯に活発になりやすく、夏場のナイター営業やハーフターン前後の休憩中に刺されるケースもあります。日焼け止めだけでなく、虫除けもセットでバッグに常備しておくと、ラウンド中に慌てずに済みます。
日焼け止め選びの基準:SPF・PA値の見方
日焼け止めのパッケージを見ると、必ずSPFとPAという表示があります。この2つの数値が何を示しているかを理解しておくと、商品を選ぶときに「とりあえず数値が高いもの」ではなく、自分の使い方に合ったものを選びやすくなります。
■ SPF(UVB防御の目安)
SPF1につき、日焼けが始まるまでの時間を理論上20分程度遅らせるとされる指標です。SPF50はSPF20よりも防御力が高いというより、効果が持続する時間の目安と捉えるのが実用的です。長時間屋外にいるゴルフでは、SPF50前後・PA++++表記の商品が候補になりやすいです。
■ PA(UVA防御の目安)
+の数が多いほどUVAへの防御効果が高いとされ、PA+からPA++++までの4段階で表示されます。ゴルフのように長時間かつ晴天下での使用を想定するなら、PA++++表記のものを選んでおくと安心感があります。
■ 数値だけで安心しない
SPF・PAの数値はあくまで理論上の目安であり、汗をかいたり手で顔を拭ったりすれば効果は落ちていきます。高いSPF・PA値の商品を1回塗って終わりにするより、こまめに塗り直すことのほうが実際の効果に影響すると言われています。
汗・水に強い「ウォータープルーフ」タイプを選ぶ理由と塗り直しのタイミング
ゴルフ用に日焼け止めを選ぶなら、耐水性・耐汗性を謳ったウォータープルーフタイプが基本の選択肢になります。真夏のラウンドでは汗をかく量が多く、せっかく塗った日焼け止めが数ホールで流れ落ちてしまうことがあるためです。
「ウォータープルーフ」「汗・水に強い」といった表記のある商品は、汗や水に触れても膜が崩れにくいよう設計されています。ただし完全に落ちないわけではなく、タオルで顔や首をこすると部分的に取れてしまうこともあります。プレー中に拭くときは、押さえるように拭くのがおすすめです。
- 1スタート前に、顔・首・腕・手の甲など露出する部分すべてに塗る。日焼け止めは思っている以上にムラができやすいので、鏡がなくても手のひらでまんべんなく広げることを意識します。
- 22〜3ホールごと、または大量に汗をかいたタイミングで塗り直す。ラウンド中は日焼け止めを塗り直しやすいスプレータイプやスティックタイプを1本カートバッグに入れておくと手間が少なくなります。
- 3ハーフターンの休憩時間に、顔まわりを重点的に塗り直す。前半で流れ落ちた分をリセットするイメージで、この1回を挟むだけでも後半の日焼けの度合いが変わってきます。
ウォータープルーフでも「落とす」ケアは必要
耐水性の高い日焼け止めは、通常の洗顔料だけでは落ちにくいことがあります。商品ページに専用クレンジングの要不要が記載されていることが多いので、購入前に確認しておくとラウンド後のケアで困りません。
虫除けの成分:ディートとイカリジンの違い
虫除けスプレー・シートを選ぶときに目にするのが、有効成分としてのディートとイカリジンです。どちらも蚊などを寄せ付けにくくする効果が期待される成分ですが、性質が少し異なります。
■ ディート
長年使われてきた実績のある成分で、効果の持続時間が長い製品が多いとされています。一方で、商品によっては使用回数や年齢に関する注意書きがあるため、購入前にパッケージの使用上の注意を確認することが推奨されています。
■ イカリジン
においが少なく、素材への影響が少ないとされる比較的新しい成分です。商品によっては年齢による使用制限が少ないものもあり、家族で共用しやすいという理由で選ばれることもあります。ゴルフウェアや帽子に使う場合は、素材への影響が少ないとされる点がメリットとして挙げられます。
■ 成分表示は必ず確認する
どちらの成分であっても、効果の感じ方には個人差があり、使用上の注意(塗る量・頻度・対象年齢など)は商品によって異なります。パッケージや商品ページの表示を必ず確認したうえで使用してください。
日焼け止めと虫除けは塗る順番が重要
日焼け止めと虫除けを両方使う場合、実は塗る順番によって効果の出方が変わると言われています。この点は見落とされがちですが、覚えておくと損はありません。
一般的には「日焼け止めを先に塗り、しっかりなじませてから虫除けを重ねる」という順番が推奨されています。虫除けを先に塗ってしまうと、後から重ねる日焼け止めを塗り広げる際に虫除け成分を拭き取ってしまう可能性があるためです。
虫除けスプレーは日焼け止めよりも塗り直しの頻度が少なくて済む商品が多いですが、汗を大量にかいた後は虫除けの効果も落ちている可能性があります。日焼け止めを塗り直すタイミングで、虫除けも一緒に確認する習慣をつけておくとよいでしょう。
虫除けシートを使う場合
スプレータイプが苦手な人向けに、体や衣類に貼る・拭くタイプの虫除けシートもあります。ゴルフウェアの袖や帽子のつばなど、風で香りが飛びにくい場所に使うと持続時間の面で扱いやすいとされています。
ゴルフ用日焼け止め・虫除けおすすめ3選
以上を踏まえて、知名度の高いメーカーの商品から3つを紹介します。日焼け止め2種類は汗・水への強さのタイプが異なり、虫除け1種類はイカリジン配合の低刺激タイプです。価格や使用感の好みに応じて選んでみてください。仕様の詳細は各商品ページでご確認ください。
■ スペック比較表
| 商品 | 資生堂 アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク N… | 花王 ビオレUV アスリズム スキンプロテクトミルク(6… | アース製薬 サラテクト 蚊に効く虫よけスプレー 無香料(… |
|---|---|---|---|
| 参考価格 | 3,058円 | 1,600円台〜 | 900円台〜 |
| SPF/PA | SPF50+ / PA++++ | SPF50+ / PA++++ | — |
| 内容量 | 60ml | 65ml | 200ml |
| タイプ | 乳液(ミルク) | 乳液(ミルク) | スプレー・無香料 |
| 耐水性 | 商品ページ参照(汗・水に強い処方) | 商品ページ参照(汗に強い処方) | — |
| 使用部位 | 商品ページ参照 | — | — |
| 使用感 | — | 商品ページ参照(軽い付け心地とされる) | — |
| 有効成分 | — | — | 商品ページ参照 |
| 分類 | — | — | 医薬部外品 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
ラウンド当日の使い方のコツ
商品を選んだら、使い方次第で効果の実感が変わってきます。ラウンド当日にありがちな失敗を避けるためのポイントをまとめました。
日焼け止めはスタートの15〜20分前を目安に塗っておくと、なじむ時間ができてムラになりにくいと言われています。当日の朝、家を出る前に塗っておくのも一つの方法です。
虫除けは服の上から使えるタイプもありますが、肌に直接使うタイプの場合は日焼け止めの上から重ねるのが基本です。顔に使う場合は、目や口の周りを避けて手のひらに一度取ってから塗り広げると安全に使いやすくなります。
ハーフターンでの休憩時間は、塗り直しの絶好のタイミングです。飲み物を買うついでに、顔・首まわりだけでも塗り直す習慣をつけておくと、後半のプレーが快適になります。
選び方のまとめ:自分のラウンドスタイルに合わせて選ぶ
日焼け止め・虫除けは、どちらも「これが絶対に正解」という商品があるわけではなく、プレーする季節やコースの環境、肌質によって選び方が変わります。最後に、選ぶときの優先順位を整理しておきます。
真夏の炎天下で長時間ラウンドすることが多いなら、SPF50+・PA++++で耐水性の高い日焼け止めを優先し、こまめな塗り直しをセットで考えるのが基本です。軽い使用感を重視するなら、べたつきにくいタイプを選んでこまめに塗り直す方向に振るのも一つの考え方です。
虫除けは、林間コースや池のあるコースを回る機会が多い人ほど持っておく価値があります。香りの好みや肌への使用感で選び、日焼け止めとセットで塗る順番(日焼け止め→虫除け)だけは意識しておくと、両方の効果を活かしやすくなります。
よくある質問
Qゴルフのラウンド中、日焼け止めはどれくらいの頻度で塗り直せばいいですか?
A目安は2〜3ホールごと、またはハーフターンのタイミングです。汗を大量にかいた直後やタオルで顔を強く拭った後は、そのタイミングでも塗り直しておくと安心です。
QSPF50とSPF30、ゴルフにはどちらが向いていますか?
Aラウンド全体で4〜5時間屋外にいることを考えると、SPF50+・PA++++表記のものが候補になりやすいです。ただし数値の高さより、こまめに塗り直すことのほうが実際の効果に影響すると言われています。
Q日焼け止めと虫除け、どちらを先に塗ればいいですか?
A一般的には日焼け止めを先に塗ってなじませてから、虫除けを重ねる順番が推奨されています。虫除けを先に塗ると、後から日焼け止めを塗り広げる際に虫除け成分を拭き取ってしまう可能性があるためです。
Qディートとイカリジン、どちらの虫除けを選べばいいですか?
Aどちらも蚊などを寄せ付けにくくする効果が期待される成分ですが、使用上の注意(対象年齢や使用回数など)が商品によって異なります。パッケージや商品ページの表示を確認したうえで、自分の使い方に合うものを選んでください。
Q無香料の虫除けを選ぶメリットはありますか?
A香水や制汗剤、日焼け止め自体の香りを邪魔しにくい点がメリットとして挙げられます。一緒にプレーする人への香りの配慮という意味でも、無香料タイプは扱いやすい選択肢です。
Qウォータープルーフの日焼け止めは、洗顔だけで落とせますか?
A商品によって異なります。耐水性の高いタイプは通常の洗顔料だけでは落ちにくい場合があるため、商品ページに専用クレンジングの要不要が記載されていないか、購入前に確認しておくと安心です。
Q曇りの日でも日焼け止めは必要ですか?
A紫外線は雲がある日でも地表に届いているとされ、曇りだから安心とは言い切れません。特に長時間屋外でプレーするゴルフでは、天候にかかわらず日焼け止めを使っておくのが無難です。
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