「自分のヘッドスピードは何m/sなのか」を知らないまま、シャフトの硬さやクラブの買い替えを検討していませんか。ヘッドスピードは、シャフトのフレックス(硬さ)選びやドライバーの買い替え判断、飛距離の目安を考えるうえでの基準になる数値です。ゴルフショップでの試打だけでなく、自分の練習場で日常的に測れれば、体調や練習の成果による変化も追えます。この記事では、ヘッドスピード測定器を選ぶときのポイントと、PRGR・ボイスキャディ・ショットナビという実機3台を比較して紹介します。
この記事でわかること
- ヘッドスピードを知る意味:なぜ測るのか
- 選び方のポイント1: 測定方式と精度の傾向
- 選び方のポイント2: 表示形式・記録機能・持ち運びやすさ
- 実機3台を比較:専用機からポータブル弾道測定器まで
- 正しく測るための使い方のコツ
- ヘッドスピードとシャフト選びの関係
最終更新:
ヘッドスピードを知る意味:なぜ測るのか
ヘッドスピードは、インパクトの瞬間にクラブヘッドがどれくらいの速さで動いているかを示す数値です。この数値が分かると、以下のような場面で具体的な判断材料になります。
■ シャフトのフレックス(硬さ)選び
シャフトメーカーは一般的にヘッドスピード帯ごとに推奨フレックスの目安を公開しています。自分のヘッドスピードを把握していれば、店頭での試打がなくても大まかな候補を絞り込めます。
■ ドライバー買い替えの判断
新しいドライバーやシャフトに変えて、実際にヘッドスピードが上がっているのか横ばいなのかを数値で確認できます。感覚だけでは分かりにくい変化を客観視できるのが利点です。
■ 練習の成果・体調管理
筋力トレーニングやスイング改善の効果、あるいは体調不良によるパフォーマンス低下も、ヘッドスピードの推移として現れることがあります。定点観測することで自分の状態を把握しやすくなります。
■ 番手・飛距離の目安づくり
ヘッドスピードとボールスピード、飛距離にはおおよその相関があります。自分の数値を知っておくと、コースでの番手選びの基準を持ちやすくなります。
選び方のポイント1: 測定方式と精度の傾向
ヘッドスピード測定器には、主にドップラーレーダー方式を使うものが多く採用されています。方式そのものはどの機種も似ていますが、価格帯によって測定の安定性や付加機能に差が出てきます。
■ 専用のスピード測定器
ヘッドスピードの計測に特化したシンプルな機種です。ボタン一つで素早く測定でき、価格も比較的抑えやすいのが特徴です。
■ ポータブル弾道測定器のヘッドスピード機能
ボールスピードや飛距離まで幅広く測れる弾道測定器の一機能としてヘッドスピードを表示するタイプです。他のデータも同時に欲しい場合はこちらが向いています。
■ 測定の安定性
素振りではなく実際にボールを打つ想定で使う機種が多いため、屋内外どちらで安定して測定できるかは商品ページやレビューで確認しておくと安心です。
選び方のポイント2: 表示形式・記録機能・持ち運びやすさ
毎回の練習で使い続けられるかどうかは、操作のしやすさと記録のつけやすさで大きく変わります。
■ 単位表示(m/s・mph・km/h)
日本国内では主にm/sで語られることが多いですが、機種によって表示単位が異なる場合があります。切り替えができるか確認しておくと、他の人との数値比較もしやすくなります。
■ 記録・履歴機能
スマホアプリと連携して測定履歴をグラフで振り返れる機種であれば、日々の変化を追いやすくなります。単発の数値だけでなく推移を見たい人はこの機能を重視しましょう。
■ 本体サイズと電源
手のひらサイズで電池式のものが多く、練習場のバッグに入れっぱなしにしやすい設計です。充電式か電池式かも、練習頻度に応じて選ぶポイントになります。
■ 素振りでも測定できるか
ボールを打たずに素振りだけでヘッドスピードを測れる機種であれば、自宅や隙間時間でも手軽にチェックできます。
実機3台を比較:専用機からポータブル弾道測定器まで
キャラクターの異なる3機種を紹介します。測定精度や対応環境の詳細は各商品ページでご確認ください。
■ スペック比較表
| 商品 | PRGR プロギア Bluetooth搭載 マルチスピー… | ボイスキャディ 小型ゴルフ弾道計測器 スイングキャディ … | Shot Navi ショットナビ SHOTLYZER ポ… |
|---|---|---|---|
| 参考価格 | 16,280円 | 29,800円 | 19,800円 |
| 測定方式 | ドップラーレーダー方式(商品ページ参照) | ドップラーレーダー方式(商品ページ参照) | ドップラーレーダー方式(商品ページ参照) |
| 測定項目 | ヘッドスピード・推定飛距離ほか(商品ページ参照) | ヘッドスピード・ボールスピード・推定飛距離ほか(商品ページ参照) | ヘッドスピード・推定飛距離ほか(商品ページ参照) |
| Bluetooth連携 | 対応(専用アプリで履歴管理) | — | — |
| 本体サイズ | 手のひらサイズ(商品ページ参照) | 小型・コンパクト(商品ページ参照) | 商品ページ参照(ポータブルタイプ) |
| 持ち運び | — | 練習場への携帯を想定した設計 | — |
| ブランド | — | — | Shot Navi(国内GPSゴルフナビブランド) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
正しく測るための使い方のコツ
測定器は正しい使い方をしないと数値がばらつき、せっかくの記録が参考にならなくなってしまいます。基本を押さえておきましょう。
- 1本体をスイング軌道の延長線上、体から適切な距離を空けて設置する(詳しい設置距離は商品ページ・取扱説明書に従ってください)。
- 2普段通りのアドレスとテンポでスイングする。測定を意識して力んでしまうと、普段の数値と比較する意味が薄れます。
- 31回だけでなく、5〜10球程度の平均値を見る。1球ごとのブレは誰にでもあるため、平均や最大値で傾向をつかむのが実用的です。
- 4ウォームアップ直後と、ある程度スイングを重ねた後の両方で測ってみる。体が温まる前後でヘッドスピードが変化する人も多く、自分の傾向を知る材料になります。
- 5測定した日付とともに記録しておく。数値は単発で見るより、数週間・数ヶ月単位の推移で見たほうが練習の効果を判断しやすくなります。
測定値は目安として捉える
測定器の方式や設置状況によって、同じスイングでも数値に多少のばらつきが出ることがあります。他人との比較よりも、同じ条件下での自分自身の変化を追うツールとして活用するのが実用的です。
ヘッドスピードとシャフト選びの関係
測定したヘッドスピードは、シャフトのフレックス選びの出発点になります。ただし、あくまで目安であり絶対的な基準ではない点には注意が必要です。
一般的に、ヘッドスピードが速い人ほど硬めのフレックス(X・Sなど)、遅い人ほど柔らかめのフレックス(R・Aなど)が合いやすいとされています。多くのシャフトメーカーが目安となる対応表を公開しているので、自分のヘッドスピードが分かればその表と照らし合わせて候補を絞れます。
ただし、同じヘッドスピードでもスイングのテンポや切り返しの強さによって合うシャフトは変わってきます。ヘッドスピードはあくまで候補を絞る最初のステップとして使い、最終的には試打で振り心地を確認することをおすすめします。詳しいフレックスの選び方は別記事「シャフトの硬さ(フレックス)の選び方」もあわせてご覧ください。
よくある質問
Qヘッドスピードは何m/sあれば平均的ですか?
Aアマチュア男性の平均は40m/s前後、女性は30m/s前後と言われることが多いですが、年齢や体格、スイングスタイルによって幅があります。他人との比較よりも、自分自身の変化を追う指標として活用するのがおすすめです。
Q素振りでも正確に測れますか?
A機種によります。実際にボールを打つ想定で設計されている機種もあれば、素振りでの測定に対応している機種もあります。購入前に商品ページで確認しておくと安心です。
Q測定するたびに数値がバラバラです。壊れていますか?
A故障とは限りません。スイングそのものにも毎回わずかなブレがあるため、1球だけでなく5〜10球の平均や傾向で見るのが実用的です。極端に数値が飛ぶ場合は設置位置や周囲の環境を見直してみてください。
Qヘッドスピードが分かればシャフトはすぐ決められますか?
Aヘッドスピードは候補を絞るための目安の一つです。同じヘッドスピードでもスイングのテンポによって合うシャフトは変わるため、最終的には試打で確認することをおすすめします。
Q弾道測定器とヘッドスピード測定器、どちらを買うべきですか?
Aヘッドスピードだけをシンプルに知りたいなら専用の測定器、ボールスピードや飛距離まで含めて知りたいならポータブル弾道測定器が向いています。より詳しい弾道分析は「スイング解析ができるセンサー・ガジェット」の記事も参考にしてください。
Q室内でも測定できますか?
A多くの機種が室内での使用も想定していますが、必要なスペースや設置条件は機種ごとに異なります。商品ページで対応環境を確認してから購入してください。
Q子どもや女性でも使えますか?
A測定原理上、性別や年齢による制限はありません。ヘッドスピードが遅めの場合でも問題なく測定できる機種がほとんどですが、心配であれば測定可能範囲を商品ページで確認しておくと安心です。
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