素振りだけの練習と、実際にボールを打つ練習では得られる感覚がまったく違います。とはいえ室内で本物のボールを打つのは現実的ではないため、多くの人はゴルフネットと打席用のヒッティングマットを組み合わせて、室内でも実打に近い練習環境を作っています。この記事では、実際にボールを打てる打席用マットに絞って、選び方のポイントとおすすめの3点を紹介します。すでにゴルフネットをお持ちの方が、打席側のマットを追加・買い替えする際の参考にしてください。
この記事でわかること
- 素振り用マットと打席用マットは別物
- 打席マットを選ぶときに見る3つのポイント
- ダフリ・トップの確認にも使える
- 室内で打てるマット3選
- ゴルフネットとの位置関係を決めておく
- 床とマットの間に敷くとよいもの
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素振り用マットと打席用マットは別物
ゴルフの練習マットには、大きく分けて「パターマットのようにボールを転がすためのマット」と「実際にクラブで打つための打席マット」の2種類があります。この記事で扱うのは後者、つまりクラブでボールやティーを打つことを前提にした打席用のマットです。
打席用マットは、クラブヘッドが接地面を叩くという前提で作られているため、パターマットよりも厚みや耐久性が求められます。安価な製品の中には、素振り用の敷物程度の強度しかないものもあるため、実際に打つ用途で使うなら「打撃対応」と明記された製品を選ぶ必要があります。
また、打席用マットだけでは打ったボールが部屋の中を飛んでいってしまうため、ゴルフネットとセットで使うのが前提になります。すでにネットをお持ちの方は、その手前に敷く形で打席マットを導入すると、実打に近い練習環境が完成します。
打席マットを選ぶときに見る3つのポイント
価格帯の幅が広い打席マットですが、選ぶときに確認すべきポイントはそれほど多くありません。
■ ティーアップの方式
マット自体にゴム製のティーが埋め込まれているタイプと、別売りのラバーティーを差し込むタイプがあります。埋め込み式は準備が早い反面、ティーの高さ調整ができないことが多く、差し込み式は調整はできるものの毎回セットする手間があります。ドライバーとアイアンの両方を練習したいなら、高さ調整ができるタイプが便利です。
■ 耐久性と裏面のすべり止め
毎日クラブで叩く前提の道具なので、素材の耐久性は重要です。特に裏面にゴム加工が施されているものは、フローリングの上でもマットがずれにくく、安全に使えます。すべり止めがないマットは、強く振ったときにマットごと動いてしまうことがあるので注意してください。
■ サイズと収納のしやすさ
打席マットは常設せず、使うたびに出し入れする家庭も多いため、丸めて収納できるか、重すぎないかも実用面で重要なポイントです。ゴルフネットとセットで使う場合は、ネットとの位置関係も含めて設置スペースを事前に確認しておきましょう。
ダフリ・トップの確認にも使える
打席用マットの中には、打った痕(打点の跡)が残るタイプや、軌道が視覚的にわかる加工がされているものもあります。こうした機能は、ダフリやトップの原因を確認する手がかりになります。
毎回同じ場所を打てているか、それとも打点がバラついているかは、マットの傷み方や跡の残り方からある程度読み取れます。特に自宅練習では鏡やカメラを常設していないことも多いため、マット自体が簡易的なフィードバックツールになるのは実用的なメリットです。
ただし、これはあくまで簡易的な確認手段であり、正確なスイング分析としては限界があります。本格的にフォームを見直したい場合は、スマホでの動画撮影と組み合わせるのが現実的です。
室内で打てるマット3選
実際にクラブで打つことを前提にした打席用マットを3つ紹介します。いずれもゴルフネットとの併用を想定した製品です。スペックの詳細は各商品ページでご確認ください。
■ スペック比較表
| 商品 | DAIYA GOLF 2WAY実戦練習マット TR-40… | ゴルフヒッティングマット 家庭用(ゴム裏地・すべり止め) | ゴルフヒッティングマット ボールトレイ付き ポータブル |
|---|---|---|---|
| 参考価格 | 3,870円 | 2,880円 | 4,158円 |
| ブランド | ダイヤゴルフ(DAIYA GOLF)正規品 | — | — |
| 型番 | TR-408 | — | — |
| 用途 | アプローチ実戦練習(2WAY) | 家庭用ヒッティングマット | — |
| サイズ | 商品ページ参照 | 商品ページ参照 | 商品ページ参照 |
| 裏面 | — | ゴム加工(すべり止め) | — |
| 付属品 | — | — | ボールトレイ |
| タイプ | — | — | ポータブル・折りたたみ可 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
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ゴルフネットとの位置関係を決めておく
打席マットはゴルフネットとセットで使うことが前提になるため、購入前に設置レイアウトをイメージしておくと失敗が減ります。
- 1ゴルフネットを設置する壁側の位置を決める。
- 2ネットから打席マットまでの距離を測り、フルスイングした際にクラブが天井や壁に当たらないかを確認する。
- 3打席マットの向きを決め、実際に素振りをして違和感がないか確認する。
- 4マットの下に滑り止めシートを敷くなど、床材への配慮も検討する。
- 5使わないときの収納場所を先に決めておくと、片付けの負担が減り継続しやすくなる。
天井の高さにも注意
ドライバーなど長いクラブでフルスイングする場合、テークバックで天井にヘッドが当たらないかを必ず事前に確認してください。マンションなどでは天井高が低いことが多く、アイアンでの短めのスイングに限定したほうが安全な場合もあります。
床とマットの間に敷くとよいもの
打席マットは繰り返し衝撃が加わるため、床への配慮も忘れないようにしましょう。
フローリングの場合、マットの下にジョイントマットやラグを一枚挟むことで、衝撃音や振動を軽減できます。集合住宅では階下への音の伝わり方にも影響するため、静音性を重視する場合は検討する価値があります。
賃貸物件の場合は、床に傷がつかないかも確認しておきたいポイントです。マット自体が重い、あるいは滑り止めが強力すぎる場合、フローリングの表面を傷める可能性もゼロではないため、心配な場合は保護シートを併用することをおすすめします。
マットだけでは分からないことも自覚しておく
打席マットは実打の感覚を養うのに役立ちますが、ボールの実際の弾道や飛距離までは確認できません。あくまで「打つ動作の練習」であることを前提に活用してください。
弾道や飛距離の変化まで確認したい場合は、練習場での実打や、シミュレーションゴルフのような専用設備が必要になります。自宅での打席マット練習は、フォームの再現性を高める、球を打つ感覚を維持するといった目的で位置づけるのが現実的です。
フォームそのものを見直したい場合は、スマホでの動画撮影を並行して行うと効果的です。UNIT-GOLFのようなスイング分析サービスを使えば、撮影した動画から軌道を可視化できるため、打席マットでの実打練習と組み合わせて活用するのも一つの方法です。
よくある質問
Q打席マットだけでゴルフネットなしで練習できますか?
A打席マットは打つ側のマットのため、単体で使うと打ったボールが部屋の中を飛んでいってしまいます。安全に練習するには、ゴルフネットや壁当てネットとセットで使うことをおすすめします。
Qマンションでも打席マットは使えますか?
A使用は可能ですが、天井の高さや床への衝撃・音に配慮が必要です。フルスイングよりも短めのスイングに限定する、床にジョイントマットを敷くなどの対策を検討してください。
Qティーの高さは調整できますか?
A製品によって異なります。ゴム製ティーが埋め込まれたタイプは高さ調整ができないことが多く、別売りのラバーティーを差し込むタイプであれば高さを変えられます。ドライバーとアイアンの両方を練習したい場合は調整可能なタイプが便利です。
Q打席マットの寿命はどれくらいですか?
A使用頻度や打ち方の強さによって差がありますが、繰り返し衝撃が加わる消耗品と考えておくのが現実的です。打感が明らかに変わってきたら買い替えの目安と捉えてください。
Qアイアンだけでなくドライバーの練習にも使えますか?
A製品によって対応クラブが異なります。アプローチ用として設計されたマットはフルスイングでの継続使用を想定していない場合もあるため、商品ページで対応クラブを確認してから購入してください。
Q打った跡が残るマットとそうでないマット、どちらがいいですか?
A打点の確認をしたい場合は跡が残るタイプが便利ですが、跡が残る分マットの消耗も早くなる傾向があります。純粋に打感を維持したいだけであれば、跡が残らないタイプでも問題ありません。
Q屋外でも使えますか?
Aポータブルタイプの中には屋内・屋外どちらにも対応しているものがあります。商品ページで屋外使用について明記されているか確認してください。
撮ったスイング、そのまま分析しませんか?
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