これからゴルフを始める女性の多くが最初に迷うのが「男性用と何が違うのか」「どのセットを選べばいいのか」というクラブ選びです。結論から言うと、レディースクラブは単に見た目やカラーが違うだけではなく、シャフトの重さ・硬さ・長さが体格やヘッドスピードに合わせて設計されています。男性用の軽い番手を代用することもできますが、専用設計のレディースクラブのほうが、力の弱い人でも振り抜きやすく、球も上がりやすいとされています。この記事では、レディースクラブの特徴と選び方のポイントを整理したうえで、大手メーカーの実在するレディースセットを3本、実際の構成・価格とあわせて紹介します。
この記事でわかること
- レディースクラブは何が違うのか——3つの基本要素
- 体格・ヘッドスピード別に見る選び方の目安
- セット内容の見方——本数・キャディバッグ・番手構成
- クラブと合わせて確認したい練習・上達の進め方
- 大手メーカーの実在レディースセット3本
- セットを買ったあとに確認しておきたいこと
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レディースクラブは何が違うのか——3つの基本要素
レディースクラブと男性用クラブの違いは、大きく分けて「シャフトの重さ」「シャフトの硬さ(フレックス)」「クラブの長さ」の3つです。見た目のカラーリングが違うだけと思われがちですが、実際にはこの3要素が体格・筋力・ヘッドスピードに合わせて調整されています。まずこの基本を押さえておくと、セット選びで何を優先すべきかが見えやすくなります。
■ シャフトの重さ
男性用のシャフトは軽いものでも50g台後半〜60g台が中心ですが、レディースクラブは40g台前半など、より軽量に設計されています。シャフトが軽いほど、力が弱くてもヘッドを走らせやすく、振り遅れが起きにくいとされています。
■ シャフトの硬さ(フレックス)
レディースクラブには主にL(レディース)やA(アベレージ)といった、標準的なR(レギュラー)よりも柔らかいフレックスが採用されます。柔らかいシャフトはヘッドスピードが遅めの人でもしなりを使いやすく、球が上がりやすくなるとされています。
■ クラブの長さ
レディースモデルは男性用の標準的な長さよりも短く設計されているのが一般的です。身長が低めの人や、腕の長さが標準より短い人にとっては、この短尺設計のほうが構えやすく、スイングの再現性も高くなりやすいとされています。
この記事のスタンス
「レディースクラブを使えば誰でも上手くなる」という話ではありません。あくまで体格やヘッドスピードに応じた設計上の違いを説明しているだけで、効果には個人差があります。男性でもヘッドスピードが遅めの人にはレディースモデルが合うケースもありますし、逆にヘッドスピードが速い女性には男性用のRフレックスが合うこともあります。
体格・ヘッドスピード別に見る選び方の目安
レディースクラブの中にも、フレックスや長さのバリエーションがあります。以下はあくまで一般的な目安であり、実際の適性は試打をして確かめるのが確実ですが、最初の候補を絞る参考にはなります。
ヘッドスピードは、ドライバーを振ったときのヘッドの速さを示す数値で、ゴルフショップの試打計測やスイング解析サービスで測定できます。一般的に、ヘッドスピードが25m/s前後までの人はL(レディース)フレックス、25〜30m/s程度ならA(アベレージ)、30m/s以上出るならR(レギュラー、男性用と共通の場合もある)が目安とされています。ただしメーカーによって同じ表記でも硬さの基準が異なるため、数値だけで決めず、実際に振って違和感がないかを確認することが大切です。
身長についても、極端に高い・低いというほどでなければ標準的なレディースモデルの長さで問題ないとされていますが、身長150cm前後より低い人や、逆に165cmを超える人は、購入前に長さ調整に対応したショップで相談しておくと安心です。多くの正規販売店では、購入時に無料または低価格で長さ調整を行っています。
■ ヘッドスピードが遅め・力に自信がない人
L(レディース)フレックスの軽量シャフトが基本の候補になります。振り抜きやすさを最優先した設計で、ゴルフを始めたばかりの人の多くがこのクラスから試すことになります。
■ ある程度スイングの経験がある・力にも自信がある人
A(アベレージ)やR(レギュラー)といった、ややしっかりめのフレックスも選択肢に入ります。あまりに柔らかいシャフトだと、しっかり振ったときに球がつかまりすぎたり、方向性が安定しなかったりすることがあります。
■ 身長が低め、または腕が短めの人
標準的なレディースモデルの長さでも長く感じる場合があります。極端な違和感がある場合は、購入店で長さ調整(マイナス0.5〜1インチなど)を相談すると、構えやすさが変わることがあります。
セット内容の見方——本数・キャディバッグ・番手構成
レディースクラブセットは、男性用の14本セットと違い、本数を絞ったコンパクトな構成が主流です。これは「使う番手を厳選し、初めてでも扱いやすくする」という考え方に基づいています。商品ページを見るときは、以下の点を確認しておくと選びやすくなります。
- 1本数と番手の内訳を確認する。レディースセットは8〜10本程度が主流で、ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアン数本・ウェッジ・パターという構成が一般的です。何番のアイアンから入っているかもあわせて確認しましょう。
- 2キャディバッグが付属するか確認する。同じブランドのセットでも「クラブのみ」と「バッグ付き」で商品が分かれていることが多く、価格差もはっきり出ます。すでにバッグを持っているなら「クラブのみ」を選ぶと総額を抑えられます。
- 3シャフト素材とフレックスの選択肢を確認する。多くのレディースセットはカーボンシャフトで統一されていますが、フレックスがL・Aどちらから選べるかはモデルによって異なります。
- 4カラー展開を確認する。レディースモデルは複数カラーが用意されていることが多く、在庫状況によって選べる色が変わります。長く使うものなので、見た目の好みも選ぶ基準の一つにして問題ありません。
本数が少ないのは手抜きではない
男性用の14本セットと比べて本数が少ないと「物足りないのでは」と感じるかもしれませんが、これは意図的な設計です。使用頻度の低い番手を削り、よく使う番手に絞ることで、価格を抑えつつ扱いやすさを高めています。物足りなくなったら、そのとき必要な番手だけ単品で買い足せば十分です。
クラブと合わせて確認したい練習・上達の進め方
セットを選んだら、次に大切なのはクラブに慣れる練習です。特に軽量・短尺のレディースクラブは、男性用と振り心地が違うため、最初のうちは球の高さや飛距離の感覚をつかむのに少し時間がかかることがあります。焦らず、番手ごとの距離感を少しずつ覚えていくのがおすすめです。
練習を始めたばかりの頃は、ドライバーよりもまずアイアンやウェッジといった短い番手から練習する人が多いです。短い番手のほうがミートしやすく、成功体験を積みやすいためです。ある程度当たる感覚がつかめてから、フェアウェイウッドやドライバーに進むと、変化にとまどいにくくなります。
自分のスイングがどう変化しているかを客観的に知りたい場合は、スマホでスイングを撮影しておくと便利です。正面と後方、両方のアングルで撮っておくと、フォームの変化に気づきやすくなります。UNIT-GOLFのようにスイング動画をアップロードすると軌道や動きを自動で解析してくれるサービスを使えば、感覚だけに頼らず、数字や線で上達の度合いを確認することもできます。
大手メーカーの実在レディースセット3本
ここからは実際の候補です。無名ブランドやOEM品ではなく、設計の裏付けが公開されている大手メーカーのレディースラインから、本数・価格帯の異なる3本を紹介します。同じ「レディースセット」でも、メーカーによって本数やキャディバッグの有無、価格の考え方がかなり違うことが分かるはずです。
3本を並べると、ゼクシオ14レディースは本数と番手をしっかり揃えた本格構成型、REVAはキャディバッグ込みで総額を抑えたパッケージ完結型、BG-100Lはクラブのみで価格を最優先した実用型、という違いが見えてきます。バッグをすでに持っているかどうかだけでも、選ぶべきセットは大きく変わります。
価格・在庫・選べるカラーやフレックスの範囲はいずれも変動します。記載しているのは記事作成時点の参考価格であり、購入時は必ず商品ページの最新情報を確認してください。
■ スペック比較表
| 商品 | ダンロップ ゼクシオ14(XXIO14)レディース 10… | キャロウェイ REVA(レバ)レディース 9本組 キャデ… | ブリヂストン ゴルフ BG-100L レディース 8本組… |
|---|---|---|---|
| 参考価格 | 452,100円 | 98,000円 | 64,800円 |
| 本数 | 10本(ドライバー×1、フェアウェイウッド×1、ユーティリティ×2、アイアン×6) | 9本(ドライバー×1、フェアウェイウッド×1、ユーティリティ×1、アイアン×3、ウェッジ×1、パター×1) | 8本(ドライバー×1、フェアウェイウッド×1、ユーティリティ×1、アイアン×4、パター×1) |
| シャフト | MP1400Lカーボンシャフト(純正・女性向け設計・全番手統一) | カーボンシャフト(商品ページ参照) | オリジナル軽量カーボンシャフト |
| フレックス | L相当(商品ページ参照) | 商品ページ参照 | 商品ページ参照 |
| キャディバッグ | 商品ページ参照(セット構成により異なる) | 付属(ネームプレート対応あり) | 付属しない(クラブのみ) |
| カラー | ブルー/ホワイト系(商品ページ参照) | — | — |
| 参考価格 | 452,100円 | 98,000円 | 64,800円 |
| 対応(右/左) | — | 右利き用 | 右利き用 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
セットを買ったあとに確認しておきたいこと
クラブが届いたら、いきなりコースに出る前にいくつか試しておきたいことがあります。特にレディースクラブは軽量・短尺で振り心地が独特なため、最初の数回で感覚をつかんでおくと、その後の練習がスムーズになります。
レディースクラブ選びに唯一の正解はありません。大切なのは、無名ブランドではなく設計の裏付けがある大手メーカー品を選び、自分のヘッドスピードと体格にある程度合ったフレックス・長さを選ぶことです。そのうえで練習を重ね、必要な番手が見えてきたタイミングで単品を買い足していく、という進め方が結果的に一番無駄がありません。
- 1練習場で全番手をひととおり打ってみる。ドライバーからパターまで、実際にどのくらいの距離と球筋が出るか、番手ごとに確認しておくと自分の中に基準ができます。
- 2グリップの太さを確認する。手が小さいと感じる場合、グリップ交換で握りやすさが変わることがあります。違和感があれば早めにショップで相談しておくと余計な癖がつきにくくなります。
- 3パターの長さと重さを確認する。パターはラウンド中の使用回数が最も多いクラブです。セット付属のパターが合わないと感じたら、他の番手より優先して単品交換を検討する価値があります。
- 4クラブの長さに違和感がないか確認する。極端に窮屈に感じる、逆に長すぎると感じる場合は、購入店で長さ調整の相談をしてみてください。
- 5練習の様子を動画に残しておく。スマホで正面・後方から撮影しておくと、あとで振り返ったときに上達の度合いが分かりやすくなります。
よくある質問
Q男性用クラブの軽い番手を使うのと、レディースクラブを買うのとではどちらがいいですか?
A専用設計のレディースクラブのほうが、シャフトの重さ・硬さ・長さが体格やヘッドスピードに合わせて作られているぶん、振り抜きやすいとされています。ただし体格やヘッドスピードによっては男性用の軽めのモデルが合う場合もあるので、可能であれば試打して比較するのが確実です。
Qレディースクラブのフレックスは何を選べばいいですか?
Aヘッドスピードが遅めであればL(レディース)、ある程度スイングに慣れてきたらA(アベレージ)が目安です。メーカーによって基準が異なるため、数値だけで判断せず、実際に振ってみて違和感がないかを確認することをおすすめします。
Q本数が8本や9本のセットでもラウンドできますか?
Aできます。ルール上はクラブを14本まで持ち込めますが、必ず14本揃えなければいけないわけではありません。8〜9本でも、ドライバー・アイアン・ウェッジ・パターなど主要な番手が揃っていれば、通常のラウンドに問題なく対応できます。
Qキャディバッグは別で買ったほうがいいですか?
Aすでに持っているなら「クラブのみ」のセットを選ぶと総額を抑えられます。これから揃えるなら、バッグ付きのパッケージセットのほうが単品でそろえるより割安になっていることが多いです。
Q身長が低いのですが、標準的なレディースモデルで大丈夫ですか?
A多くの場合は標準の長さで問題ありませんが、極端に低い場合は長さ調整に対応したショップで相談すると安心です。多くの正規販売店では、購入時に無料または低価格で長さ調整を行っています。
Qカーボンシャフトとスチールシャフト、レディースはどちらが多いですか?
Aレディースセットはカーボンシャフトで統一されているモデルが多いです。カーボンは軽量で、力に自信がない人でも振り抜きやすいとされています。しっかり振れる人には、単品でスチールシャフトのクラブを試してみる選択肢もあります。
Qセットを買ったあと、上達のためにやるべきことはありますか?
Aまずは練習場で全番手をひととおり打って、距離感の基準を作ることが大切です。あわせてスイングを動画に残しておくと、上達の度合いが分かりやすくなります。UNIT-GOLFのような解析サービスを使えば、軌道や動きを客観的な数字で振り返ることもできます。
撮ったスイング、そのまま分析しませんか?
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